蒼龍泉の使い方


筆の洗浄

①水道水で筆を下洗いし、十分に汚れを落として下さい。

②蒼龍泉を筆立てやコップ等に入れ、穂の部分だけ3分ほど浸して下さい。

③筆を筆立てから取り出し、穂を水道水で墨が出なくなるまで洗い流して下さい。

(汚れがひどい場合は、更に1分間程度 蒼龍泉に浸して②③を繰り返して下さい。)

④バクテリアによる腐敗やカビの繁殖を防ぐ為に、最後に蒼龍泉に浸してから、

 紙で水分を拭き取り、穂先を整え乾燥させて下さい。

※注意: 穂の根本を持って洗って下さい。

      唐筆は根が腐っている場合、穂が取れる恐れがあるのでご注意下さい。



印面洗浄

①印面に蒼龍泉を垂らして約20秒ほど置きます。
②歯ブラシ等で印面を軽く擦り、水洗いしながら柔らかいティッシュ等で拭き取ります。
③汚れ落ちが悪い場合は、①と②の行程を繰り返して下さい。



墨池洗浄

①墨池の墨汚れに蒼龍泉流を吹きかけます。
②約10分〜20分ほど待ちます。(墨が浮き上がって剥がれ落ちていきます。)
③剥がれきらない墨は柔らかいスポンジ等で軽く擦り水洗いします。



硯面洗浄

①蒼龍泉を墨堂に垂らして均等に伸ばし、約10分ほど置きます。
②鋒鋩に詰まっていた膠が浮いてきますので、歯ブラシや脱脂綿等で擦ります。(汚れのひどい部分は、キッチンペーパー等でパックして洗浄すると、より効果を得られます)

③最後に水洗いします。
※注意:骨董品の硯へのご使用については、下記注意事項をお読み下さい。